2017年11月3日金曜日

ぼくは明日、昨日のきみとデートする 2016 日本

監督:三木孝浩
出演:福士蒼汰 小松菜奈

愛美の世界に高寿は存在していない。
そして、高寿の世界にも愛美は存在していない。
まずはそこを認識しないと、こ
の話は理解できないかなと。
で、この話は、
5歳の時の愛美が両親に連れられて高寿の世界へ行き、
35歳の高寿に命を救われる、
という事からスタートする。
なぜ35歳の愛美が5歳の高寿を救けたのがスタートではないのかと言えば、
愛美は高寿の世界へ行けるが、
高寿は愛美の世界へ行けないから。


2017年11月1日水曜日

ブレードランナー ファイナル・カット 2007 アメリカ

監督:リドリー・スコット
出演:ハリソン・フォード ルトガー・ハウアー ショーン・ヤング

1982年に最初の「ブレードランナー」は公開されたが、
後にいくつかの別バージョン(再編集版)が作られ、
2007年に作られたファイナル・カット版が文字通り最後のバージョンとなる。

ブレードランナーは、SF、サイバーパンク、ディストピア、
それらのジャンルの元祖あるいは代表作と言われている。

簡単に言うとストーリーは、
4人の反逆レプリカントをハリソン・フォードが演じるデッカードが追う、
というもの。


テラフォーマーズ 2015 日本

監督:三池崇史
出演:伊藤英明 武井咲 山下智久 山田孝之 小栗旬 菊地凛子

同名のベストセラーコミックを実写映画化。良かったのは火星で巨大な人型生物へと進化したゴキブリたちの造形や動き。逆に、虫の能力を得て変身し戦う人間たちの造形や動きはイマイチだったかなと。SFではあるが、細かいサイエンス的な部分よりも、ファンタジーというか、まさにマンガ的な戦闘やキャラクターたちを楽しむ作品だと思うので、そういう部分では良かったと思う。ただ、戦闘の部分や、CG、演技、音楽、という部分は、もう少し頑張ってもらいたかった。その部分のセンスがイマイチだった。

HK/変態仮面 2013 日本

監督:福田雄一
出演:鈴木亮平 清水富美加

パンティをかぶるとスーパーヒーロー変態仮面に変身するという、書いていても恥ずかしくなるギャグ漫画の実写化だが、とりあえず、変態仮面や偽変態仮面を演じた鈴木亮平と安田顕はよく頑張ったなと。ちなみに、内容はと言えば、深夜のテレビ東京のドラマでやれば人気が出たかな、という感じ。

2017年10月31日火曜日

ピンクとグレー 2015 日本

監督:行定勲
出演:中島裕翔 菅田将暉 夏帆

個人的には、好きな女優さんである小林涼子(ごっちの姉役)と夏帆が出ていたので、そして、世の中の女子的には中島裕翔と菅田将暉が出ているので、という事で成立してしまう映画だった、あるいは、だと思うのだが、そこを省いて考えた場合には、あまり面白い映画ではなかったなと。前半部、なんかベタな感じだなと思いながらも、青春モノだからそんなもんだと思いながら見ていたのだが、それは意図的だったのだなと後半部で納得できた。ただ、前半部と後半部、どちらが面白かったのかと言えば、それは前半部で、親友同士でありながら、芸能界で売れた人と売れなかった人、そこを中心に描いているのかと思えば、芸能界の裏みたいなものを描いてるような、しかし、真相はそこではなかった、みたいな、ちょっと内容がとっ散らかっていたかなと。

黒崎くんの言いなりになんてならない 2016 日本

監督:月川翔
出演:中島健人 小松菜奈 千葉雄大

少女漫画系のラブコメとしては王道であるような気がする。黒王子と白王子の設定とか、モテなかったヒロインがその2人にモテモテとか、ちょっといじめられたりとか、親友と三角関係になるとか。そういうラブコメの普遍的な設定やストーリーに、壁ドンとか、耳噛みとか、キスシーン多目とか、今時な胸キュン要素を付け足した、という感じ。という事で、中島健人、小松菜奈、千葉雄大、この3人の魅力がほぼ全てという感じだった。

僕だけがいない街 2016 日本

監督:平川雄一朗
出演:藤原竜也 有村架純

大人気コミックの実写映画化作品。何か周囲で事件が起きると、それを解決する(防ぐ)まで時間が繰り返し巻き戻ってしまう、リバイバルという現象が起こる主人公。そして、母親、好きな人、小学生時代に虐待されていた少女、その3人を救い、連続小学生殺害事件を解決する、というストーリー。個人的には、母親もしくはヒロインにもリバイバル現象が起こり、最後は主人公も救われる結末にすると面白かったかなと。